”人と人とが繋がり、自然と助け合いが生まれるような地域を目指したい!
できること・できないことは人それぞれ。それがうまく交われば面白いなぁ〜”
そんな想いがあつまり2018年10月4日に地域コミュニティ「みんなのいえカラフル」は生まれました。
24時間のコンビニや携帯電話、便利なものが溢れ、効率が重視される世の中で私たちは日々忙しく過ごしています。
その中には、きっと幸せもたくさんあるのだと思います。
けれど
「昔は、近所ん人んちに行ってご飯とか食べさせてもらいよったなぁ〜」
「今は、地域の中でもあんまり繋がりがないなぁ」
「昔は・・・」
「あのころは・・・」
と、過去を懐かしむ声もよく聞きます。
不便で効率が悪かったからこそ、助け合い・支え合いながら生活をしてきたのかなぁ・・
そんなことを私自身が思うようになり
それなら昔を取り戻そう!!
と強く思ったことがカラフルを運営する一つのきっかけになっています。
そして、もう一つのきっかけが「福祉」についてのこと。
これまで多くの「障害者」「障害児」と呼ばれる方との出会いがあり、
出会いのたびに「障害」と呼ばれている・見られている部分はその人の一部であることを実感してきました。
こんなに素敵な部分があるのになぁ〜
こんな表情で怒ったり泣いたりするのになぁ〜
こんなにできることがたくさんあるんだ
社会に対してこんな想いを持っているのか!
特に、障害のある子どもたちと関わる中で、「障害児」とレッテルを貼られた子どもの未来が決まっているような雰囲気に悔しさを覚えることもありました。
”「障害」という言葉が、まるでその人すべてを表しているみたいだな・・・・”
そんな10年間を過ごした結論が
個別の支援や療育も大切ですが障がい者を障がい者にしているのは社会の認識ではないか
ということです。
それからは心の障壁をどう取るかに焦点を当てて活動したいと思い始めました。
その一つの形が「みんなのいえカラフル」です。
(2023年、竹田市荻町恵良原に「Haru+」も開所しました♪日々の様子はこちらをのぞいてみてくださいね)
本来、地域には多様な人が暮らしていますが「障害者施設」「高齢者施設」などとわけられていることで
多様な人がいることを知る機会が減っています。
そのことは差別や偏見にも繋がると考えています。
誰だって、知らない人は怖いし、自分とは違う行動をとる人とは距離をとるもの。
だからこそ、
年齢や障害の有無、立場に関わらず共に過ごすことができる空間の中で自然と繋がりあえる場所があれば・・
と、思っています。
人は多様であること、人は完璧ではないということ。それぞれにできること・できないことがあるということ知ること。弱さも出し合える空間づくりが
【そのままの自分でもいいんだと感じられる居場所】
【孤立・孤独をうまない地域づくり】
【生きづらい今の世の中を打破するきっかけ】
に繋がると信じています。
”みんなそれぞれ違うけれど、みんなおんなじ人間だったね”
そんなことを感じられる空間・地域づくりを目指しています!
本当に大切なことは地域の中にある。
みんなのいえカラフルはそんなことを心に留めながら活動をしていきます。
新・窓をあけて九州さんにて取材していただきました♪(2022年)
https://taketa-colorful.work/2019/02/03/media-2/
- 竹田市竹田町みんなのいえカラフルインスタグラム
- 荻町恵良原「Haru+(ハルタス)」インスタグラム
- 放課後等デイサービス・児童発達支援「アソビバTeto」インスタグラム